頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム

ご挨拶

ご挨拶  玉置俊晃(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部教授)


 平成16年に徳島大学は、国立大学法人に移行すると共に、研究大学として発展していくことを宣言しました。生命科学の分野で世界の研究拠点として徳島大学が世界の大学・研究機関から認知されるためには、研究レベルが高いことが不可欠であるが、長期的には徳島大学の教育・研究の将来を担う若手研究者がグローバルに活躍できる世界最高水準の研究者に育つ事が必要であります。一方、我が国では、生活習慣病の増加と急速な高齢社会を迎え、動脈硬化性疾患を中心とした心血管病への対策は喫緊の課題であります。

 本事業では、食品由来機能性因子と栄養素の心血管障害予防作用についての本学のこれまでの実績を背景に、心・血管クラスターに属する研究意欲と能力が高い若手研究者を、循環器、内分泌代謝、栄養科学領域でポストゲノム研究に意欲的に取り組んでいる世界的研究拠点に派遣します。これによって栄養・機能性食品と疾患の科学的連関解明、すなわち「疾患ニュートリオーム」を基盤とした国際共同研究を展開し、徳島大学の若手研究者を世界最高水準の研究者に育成したい。今回採択された、頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム「疾患ニュートリオームを基盤とした加齢による循環器障害研究の国際ネットワーク構築」事業を実施し徳島大学の若手研究者の頭脳循環を加速することにより、全ての先進国が直面している加齢による循環器障害を克服するための「疾患ニュートリオーム」の国際研究拠点を目指します。

H23-25活動報告書