開催日程
2025年10月29日(水)8:45-12:00
背景
蔵本地区1年生合同WS(チーム医療入門)の次のステップと位置づけた、高学年での多職種連携教育として実施する。医療現場においては、複数の専門職が連携・協働し、患者中心の医療を提供する能力が求められている。こうしたニーズに応えるためには、学生のうちから職種の垣根を越えて相互理解を深め、連携の基盤を築く教育が不可欠である。本プログラムでは、PBL(Problem-Based Learning)チュートリアル形式を採用し、医療現場における課題を多職種の視点から検討・解決する力を養うことを目的とする。
目的/目標
患者シナリオをもとに複数の学部・学科学生が事前学修をもとにグループ討議を行い、全人的な視点から問題点の抽出と問題点相互の関連性、ならびに問題点の解決法を検討する。これによって他職種の役割を理解するとともに医療チームの調整方法について学び、チーム医療の実践の基盤となる下記の能力・資質を身につける。
①患者シナリオをもとに全人的な視点からグループ討議を行う重要性を説明することができる。
②他職種の役割を理解し、同時に自職種の役割について説明することができる。
③シナリオ患者の問題点を抽出し、その一つについて解決案を提示できる。
実施方法
1)対面で実施する。
2)専門職連携教育協議会の委員、教員、開発センターTA、等にチューターとしてご協力いただく。
3)参加希望8学科・専攻の学生が混在する6-7人のグループを64班作成する。
4)チューターは、1名が4班を担当する。
5)グループワーク、プレゼンテーションを実施する。
6)レポート、評価等、その後の取り扱いについては、各学部・学科・専攻の方針に任せる。
対象学生
441名
参加学生
427名(96%)
| 医学科4年生 | 116名 |
| 歯学科4年生 | 35名 |
| 口腔保健学科3年生 | 17名 |
| 薬学部4.5年生 | 75名 |
| 医科栄養学科3年生 | 51名 |
| 保健学科看護学専攻4年生 | 74名 |
| 保健学科検査技術学専攻3年生 | 20名 |
| 保健学科放射線技術科学専攻4年生 | 39名 |

















